こんにちは、理系投資家のKotaです。
以前投資信託を売却した話をしました。複利運用の旨味を捨てて売却した理由として、前回は投資先をアメリカにしたかった、という理由を紹介しましたね。
しかし!売却した理由はもう一つあります。
簡単に言うと、現金が足りなくなったのです・・・投資家を名乗っておきながら情けない。
しっかり見積もって、月々の金額と残しておく現金を決めたはずだったんですが、予想外の出費が重なってしまいました。(と、言い訳しておきます。笑)
そこで、私と同じ失敗を皆さんがしないためにも、なぜ失敗したのかを共有したいと思います。また投資をするにはいくらの現金が必要か、積立投資の額は月いくらが妥当かについて考えて行きましょう。
私の失敗|積立投資をやりすぎた
私の大きな失敗の1つ目は積立のやり過ぎです。
計算しやすいように、私の給料を仮に(仮にですよ!)20万円とします。本当はもう少し少ないのですが・・・
で私はその内の約22%の4万4千円を投資に回していました。残り15万円程度での生活が苦しかったわけです。
まあ旅行に行ったり、iPad買ったり、結婚式が重なったりしたのも原因ですが。
結果、貯金額が3万円を切ってしまいました。これでは生活できない!!と思い、投資信託を売却したわけです。一部売却でも問題ありませんでしたが、アメリカに投資先を変えたいと思っていたタイミングだったので、全部売却しました。
投資のせいで生活できないなど本末転倒もいいとこですよね。
1つ目の失敗は給料と支出、貯蓄のバランスを間違えたこと!
そして、私のミスはもう1つあります。
2つ目のミスは投資を始める前に現金を貯金していなかったのです。
現金は給料の3−4ヶ月分|投資には使わない!
さあ、投資を始めるぞ!と意気込んでいる方には申し訳ないのですが、積立投資を始める前に現金を蓄えましょう。その額は月給の3〜4ヶ月分が目安となります。
これだけあれば、かなりの期間は持ちます。そして予定外の出費が重なって、貯金が減ってしまった場合は、積立投資の額を一時的に減らして貯金に回す。そうすることで、現金の量を維持できます。
いくら貯金できるか考える、決めた額を積立投資に回す
まずは月給20万円に対して、月にいくら貯金できるかを考えましょう。私は結局4万円にしました。その4万円を月給の3−4ヶ月分になるまで蓄えます。
そして60万以上蓄えたら、4万円を投資に回して行きましょう。間違っても蓄えた現金を投入してはいけませんよ。
投資と貯金の割合を決めて今すぐ積立!
「え〜、せっかく資産運用始めようとしてたのに、貯金しなきゃいけないのかー」
という貯金がない方もいると思います。もしくは、現金はいっぱいあるからすぐ投資できるぜ!って方もいるはずです。
後者はいいのですが、前者もいますぐ投資を始めましょう。
さっきの発言と矛盾しますが、投資は早くから始めた方が知識が付いて有利です!値動きを見るだけで、ニュースの株価に興味を持つだけで、ものすごく勉強になります。
ただし投資に使う割合を減らしましょう。
貯金がないなら投資:貯金=1:9
貯金がないって人は貯金9に対して、1の投資をすることを心掛けるといいと思います。4万円なら投資は4千円ですね。
そして現金が貯まってきたら、割合を2:8や7:3と増やしていくといいと思います。
投資額が少ないのでリターンも少ないのですが、勉強になるのでしないよりは数万倍いいです。
投資額はいくらがベストか
これは正直、人によって違うと思います。ですので、私が投資額を決めた方法を紹介しますね。
ステップは3つです!
- 固定費を算出してみる(家賃・電気光熱費など)
- その他の出費を考える(食費など)
- いくら残るか考える
以上です。まあ当然っちゃ当然の3ステップですね。笑
ステップ3で残った金額から、大体の交際費や娯楽に使うお金を考えて、残った金額を投資に回すといいのではないかと!
もちろん投資額が多いほど利益が出やすいです。が、投資しすぎると現金が足りないという事態になります。
最初は気楽な気持ちで適当に決めて、足りなくなったら積立を減らす。余ったら増やす。でもいいと思います。あなたにあったベストな金額を考えてみてください!
積立投資は現金を持ってから!
まとめましょう。
- 積立投資には最低限の現金を持って臨む
- 持っておくべき現金は給料の3−4ヶ月分
- 全く貯金がなくてもすぐに投資を始めた方が良い
- その場合は投資:貯金=1:9を心掛ける
となります。まずは投資について勉強したい場合は以下の記事も参考にしてみてください。
投資家の基礎になる本を厳選しました!
こっちは資産運用って色々あるけどよく分からないって方に向けて
この記事は私の運用成績を交えながら、積立投資のメリットを解説しています。
どの記事も心を込めて書いたので、参考にしてみてください。それでは〜
※他の方が書いた投資ブログのランキングです。どれも本当に参考になりますので、覗いて見るのもアリですよ。
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