ここでは14と31の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、14と31の最小公倍数は434です。
ではどうやって最小公倍数である434を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
14と31の最小公倍数
14と31の最小公倍数は434である
14と31の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である434を計算するためには、3つのステップをしなければなりません。
- STEP114の倍数を求める
手順1として14の倍数を計算します。
14の倍数:14, 28, 42, 56, 70
- STEP231の倍数を求める
手順2として31の倍数を算出します。
31の倍数:31, 62, 93, 124, 155
- 手順314と31の倍数で同じ数字が出るまで計算する
14の倍数:14, 28, 42, 56, 70, 84, 98, 112, 126, 140, 154, 168, 182, 196, 210, 224, 238, 252, 266, 280, 294, 308, 322, 336, 350, 364, 378, 392, 406, 420, 434
31の倍数:31, 62, 93, 124, 155, 186, 217, 248, 279, 310, 341, 372, 403, 434
共通の倍数として、初めて434が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、14と31の最小公倍数は434となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、14と31で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=14\times 31\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
14と31の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=14\times 31\div 1=434 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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