本解説では14と86の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
最初に答えを言うと、14と86の最小公倍数は602です。
どのような計算で最小公倍数である602を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
14と86の最小公倍数
14と86の最小公倍数は602である
14と86の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求めるStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である602を算出するためには、3つのStepが必要です。
- STEP114の倍数を求める
ステップ1として14の倍数を導出します。
14の倍数:14, 28, 42, 56, 70
- ステップ286の倍数を求める
手順2として86の倍数を計算します。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- STEP314と86の倍数で同じ数字が出るまで計算する
14の倍数:14, 28, 42, 56, 70, 84, 98, 112, 126, 140, 154, 168, 182, 196, 210, 224, 238, 252, 266, 280, 294, 308, 322, 336, 350, 364, 378, 392, 406, 420, 434, 448, 462, 476, 490, 504, 518, 532, 546, 560, 574, 588, 602
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602
共通の倍数として、初めて602が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、14と86の最小公倍数は602となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、14と86で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=14\times 86\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
14と86の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=14\times 86\div 2=602 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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