今回は15と34の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、15と34の最小公倍数は510です。
どのようにして最小公倍数である510を求めるのか。
その手順について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
15と34の最小公倍数
15と34の最小公倍数は510である
15と34の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である510を導き出すためには、3つのStepをしなければなりません。
- Step115の倍数を求める
最初の手順として15の倍数を算出します。
15の倍数:15, 30, 45, 60, 75
- STEP234の倍数を求める
次に34の倍数を導出します。
34の倍数:34, 68, 102, 136, 170
- ステップ315と34の倍数で同じ数字が出るまで計算する
15の倍数:15, 30, 45, 60, 75, 90, 105, 120, 135, 150, 165, 180, 195, 210, 225, 240, 255, 270, 285, 300, 315, 330, 345, 360, 375, 390, 405, 420, 435, 450, 465, 480, 495, 510
34の倍数:34, 68, 102, 136, 170, 204, 238, 272, 306, 340, 374, 408, 442, 476, 510
共通の倍数として、初めて510が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、15と34の最小公倍数は510となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、15と34で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=15\times 34\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
15と34の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=15\times 34\div 1=510 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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