ここでは15と77の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、15と77の最小公倍数は1155です。
ではどうやって最小公倍数である1155を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
15と77の最小公倍数
15と77の最小公倍数は1155である
15と77の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1155を求めるためには、3つの手順をしなければなりません。
- ステップ115の倍数を求める
手順1として15の倍数を算出します。
15の倍数:15, 30, 45, 60, 75
- Step277の倍数を求める
手順2として77の倍数を求めます。
77の倍数:77, 154, 231, 308, 385
- STEP315と77の倍数で同じ数字が出るまで計算する
15の倍数:15, 30, 45, 60, 75, 90, 105, 120, 135, 150, 165, 180, 195, 210, 225, 240, 255, 270, 285, 300, 315, 330, 345, 360, 375, 390, 405, 420, 435, 450, 465, 480, 495, 510, 525, 540, 555, 570, 585, 600, 615, 630, 645, 660, 675, 690, 705, 720, 735, 750, 765, 780, 795, 810, 825, 840, 855, 870, 885, 900, 915, 930, 945, 960, 975, 990, 1005, 1020, 1035, 1050, 1065, 1080, 1095, 1110, 1125, 1140, 1155
77の倍数:77, 154, 231, 308, 385, 462, 539, 616, 693, 770, 847, 924, 1001, 1078, 1155
共通の倍数として、初めて1155が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、15と77の最小公倍数は1155となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、15と77で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=15\times 77\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
15と77の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=15\times 77\div 1=1155 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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