本記事では16と17の最小公倍数の求め方を説明します。
答えを先に言ってしまうと、16と17の最小公倍数は272です。
どのような計算で最小公倍数である272を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
16と17の最小公倍数
16と17の最小公倍数は272である
16と17の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求めるSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である272を算出するためには、3つの手順を計算する必要があります。
- Step116の倍数を求める
手順1として16の倍数を算出します。
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80
- STEP217の倍数を求める
2番目の手順として17の倍数を導出します。
17の倍数:17, 34, 51, 68, 85
- ステップ316と17の倍数で同じ数字が出るまで計算する
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80, 96, 112, 128, 144, 160, 176, 192, 208, 224, 240, 256, 272
17の倍数:17, 34, 51, 68, 85, 102, 119, 136, 153, 170, 187, 204, 221, 238, 255, 272
共通の倍数として、初めて272が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、16と17の最小公倍数は272となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるときには、16と17で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=16\times 17\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
16と17の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=16\times 17\div 1=272 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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