今回は16と27の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、16と27の最小公倍数は432です。
どのようにして最小公倍数である432を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
16と27の最小公倍数
16と27の最小公倍数は432である
16と27の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である432を導き出すためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- STEP116の倍数を求める
最初に16の倍数を導出します。
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80
- 手順227の倍数を求める
手順2として27の倍数を計算します。
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135
- 手順316と27の倍数で同じ数字が出るまで計算する
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80, 96, 112, 128, 144, 160, 176, 192, 208, 224, 240, 256, 272, 288, 304, 320, 336, 352, 368, 384, 400, 416, 432
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135, 162, 189, 216, 243, 270, 297, 324, 351, 378, 405, 432
共通の倍数として、初めて432が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、16と27の最小公倍数は432となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、16と27で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=16\times 27\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
16と27の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=16\times 27\div 1=432 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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