本解説では16と43の最小公倍数を求める計算について紹介します。
結論だけ言うと、16と43の最小公倍数は688です。
どのような計算で最小公倍数である688を求めるのか。
その手順について解説していきます!
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16と43の最小公倍数
16と43の最小公倍数は688である
16と43の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である688を算出するためには、3つのStepが必要です。
- 手順116の倍数を求める
手順1として16の倍数を導き出します。
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80
- STEP243の倍数を求める
次に43の倍数を計算します。
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215
- STEP316と43の倍数で同じ数字が出るまで計算する
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80, 96, 112, 128, 144, 160, 176, 192, 208, 224, 240, 256, 272, 288, 304, 320, 336, 352, 368, 384, 400, 416, 432, 448, 464, 480, 496, 512, 528, 544, 560, 576, 592, 608, 624, 640, 656, 672, 688
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215, 258, 301, 344, 387, 430, 473, 516, 559, 602, 645, 688
共通の倍数として、初めて688が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、16と43の最小公倍数は688となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、16と43で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=16\times 43\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
16と43の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=16\times 43\div 1=688 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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