今回は16と63の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に答えを言うと、16と63の最小公倍数は1008です。
どのような計算で最小公倍数である1008を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
16と63の最小公倍数
16と63の最小公倍数は1008である
16と63の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1008を算出するためには、3つのステップを計算する必要があります。
- 手順116の倍数を求める
ステップ1として16の倍数を算出します。
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80
- STEP263の倍数を求める
次に63の倍数を求めます。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- 手順316と63の倍数で同じ数字が出るまで計算する
16の倍数:16, 32, 48, 64, 80, 96, 112, 128, 144, 160, 176, 192, 208, 224, 240, 256, 272, 288, 304, 320, 336, 352, 368, 384, 400, 416, 432, 448, 464, 480, 496, 512, 528, 544, 560, 576, 592, 608, 624, 640, 656, 672, 688, 704, 720, 736, 752, 768, 784, 800, 816, 832, 848, 864, 880, 896, 912, 928, 944, 960, 976, 992, 1008
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315, 378, 441, 504, 567, 630, 693, 756, 819, 882, 945, 1008
共通の倍数として、初めて1008が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、16と63の最小公倍数は1008となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、16と63で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=16\times 63\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
16と63の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=16\times 63\div 1=1008 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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