本解説では20と22の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、20と22の最小公倍数は220です。
ではどうやって最小公倍数である220を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
20と22の最小公倍数
20と22の最小公倍数は220である
20と22の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である220を導き出すためには、3つのStepを計算する必要があります。
- Step120の倍数を求める
手順1として20の倍数を計算します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- ステップ222の倍数を求める
手順2として22の倍数を導出します。
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110
- STEP320と22の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110, 132, 154, 176, 198, 220
共通の倍数として、初めて220が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と22の最小公倍数は220となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、20と22で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=20\times 22\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と22の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 22\div 2=220 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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