今回は20と30の最小公倍数の計算方法について解説します
先に結論を書くと、20と30の最小公倍数は60です。
ではどうやって最小公倍数である60を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
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20と30の最小公倍数
20と30の最小公倍数は60である
20と30の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を計算するStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である60を求めるためには、3つのステップを計算する必要があります。
- 手順120の倍数を求める
手順1として20の倍数を算出します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- 手順230の倍数を求める
2番目の手順として30の倍数を求めます。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- Step320と30の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60
30の倍数:30, 60
共通の倍数として、初めて60が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と30の最小公倍数は60となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、20と30で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用できる、最小公倍数の簡単な求め方を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=20\times 30\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と30の最大公約数は10です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 30\div 10=60 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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