今回は20と39の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、20と39の最小公倍数は780です。
どのようにして最小公倍数である780を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
20と39の最小公倍数
20と39の最小公倍数は780である
20と39の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である780を算出するためには、3つのSTEPを計算する必要があります。
- Step120の倍数を求める
最初の手順として20の倍数を計算します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- ステップ239の倍数を求める
次に39の倍数を求めます。
39の倍数:39, 78, 117, 156, 195
- ステップ320と39の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220, 240, 260, 280, 300, 320, 340, 360, 380, 400, 420, 440, 460, 480, 500, 520, 540, 560, 580, 600, 620, 640, 660, 680, 700, 720, 740, 760, 780
39の倍数:39, 78, 117, 156, 195, 234, 273, 312, 351, 390, 429, 468, 507, 546, 585, 624, 663, 702, 741, 780
共通の倍数として、初めて780が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と39の最小公倍数は780となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、20と39で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=20\times 39\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と39の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 39\div 1=780 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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