本解説では20と47の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
先に結論を書くと、20と47の最小公倍数は940です。
ではどうやって最小公倍数である940を求めるのか。
その手順について紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
20と47の最小公倍数
20と47の最小公倍数は940である
20と47の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である940を求めるためには、3つのステップをしなければなりません。
- ステップ120の倍数を求める
手順1として20の倍数を導き出します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- 手順247の倍数を求める
手順2として47の倍数を導き出します。
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235
- 手順320と47の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220, 240, 260, 280, 300, 320, 340, 360, 380, 400, 420, 440, 460, 480, 500, 520, 540, 560, 580, 600, 620, 640, 660, 680, 700, 720, 740, 760, 780, 800, 820, 840, 860, 880, 900, 920, 940
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235, 282, 329, 376, 423, 470, 517, 564, 611, 658, 705, 752, 799, 846, 893, 940
共通の倍数として、初めて940が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と47の最小公倍数は940となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、20と47で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を簡単に求める方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=20\times 47\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と47の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 47\div 1=940 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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