ここでは20と56の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
結論だけ言うと、20と56の最小公倍数は280です。
どのような計算で最小公倍数である280を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
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20と56の最小公倍数
20と56の最小公倍数は280である
20と56の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である280を算出するためには、3つのSTEPを計算する必要があります。
- STEP120の倍数を求める
手順1として20の倍数を算出します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- Step256の倍数を求める
ステップ2として56の倍数を算出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- ステップ320と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220, 240, 260, 280
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
共通の倍数として、初めて280が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と56の最小公倍数は280となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、20と56で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=20\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と56の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 56\div 4=280 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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