今回は20と72の最小公倍数の求め方を説明します。
最初に結論をお伝えすると、20と72の最小公倍数は360です。
どのようにして最小公倍数である360を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
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96と64の最小公倍数は?
20と72の最小公倍数
20と72の最小公倍数は360である
20と72の倍数、最小公倍数を図にしたので確認してみましょう。。
では、具体的に最小公倍数を求めるSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である360を算出するためには、3つの手順が必要です。
- STEP120の倍数を求める
最初に20の倍数を導出します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- ステップ272の倍数を求める
次に72の倍数を導出します。
72の倍数:72, 144, 216, 288, 360
- STEP320と72の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220, 240, 260, 280, 300, 320, 340, 360
72の倍数:72, 144, 216, 288, 360
共通の倍数として、初めて360が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と72の最小公倍数は360となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、20と72で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=20\times 72\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と72の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 72\div 4=360 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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