ここでは20と73の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
答えを先に言ってしまうと、20と73の最小公倍数は1460です。
どのようにして最小公倍数である1460を求めるのか。
そのやり方について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
20と73の最小公倍数
20と73の最小公倍数は1460である
20と73の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1460を導き出すためには、3つの手順をしなければなりません。
- STEP120の倍数を求める
手順1として20の倍数を導き出します。
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100
- STEP273の倍数を求める
手順2として73の倍数を求めます。
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365
- STEP320と73の倍数で同じ数字が出るまで計算する
20の倍数:20, 40, 60, 80, 100, 120, 140, 160, 180, 200, 220, 240, 260, 280, 300, 320, 340, 360, 380, 400, 420, 440, 460, 480, 500, 520, 540, 560, 580, 600, 620, 640, 660, 680, 700, 720, 740, 760, 780, 800, 820, 840, 860, 880, 900, 920, 940, 960, 980, 1000, 1020, 1040, 1060, 1080, 1100, 1120, 1140, 1160, 1180, 1200, 1220, 1240, 1260, 1280, 1300, 1320, 1340, 1360, 1380, 1400, 1420, 1440, 1460
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365, 438, 511, 584, 657, 730, 803, 876, 949, 1022, 1095, 1168, 1241, 1314, 1387, 1460
共通の倍数として、初めて1460が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、20と73の最小公倍数は1460となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、20と73で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=20\times 73\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
20と73の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=20\times 73\div 1=1460 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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