この記事では21と29の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、21と29の最小公倍数は609です。
どのようにして最小公倍数である609を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
21と29の最小公倍数
21と29の最小公倍数は609である
21と29の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である609を求めるためには、3つのStepを計算する必要があります。
- Step121の倍数を求める
ステップ1として21の倍数を導出します。
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105
- ステップ229の倍数を求める
2番目の手順として29の倍数を求めます。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- Step321と29の倍数で同じ数字が出るまで計算する
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105, 126, 147, 168, 189, 210, 231, 252, 273, 294, 315, 336, 357, 378, 399, 420, 441, 462, 483, 504, 525, 546, 567, 588, 609
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609
共通の倍数として、初めて609が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、21と29の最小公倍数は609となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、21と29で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数の簡単な求め方を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=21\times 29\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
21と29の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=21\times 29\div 1=609 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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