今回は21と75の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
最初に答えを言うと、21と75の最小公倍数は525です。
どのような計算で最小公倍数である525を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
21と75の最小公倍数
21と75の最小公倍数は525である
21と75の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である525を求めるためには、3つのSTEPを計算する必要があります。
- STEP121の倍数を求める
まずは21の倍数を算出します。
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105
- STEP275の倍数を求める
次に75の倍数を導出します。
75の倍数:75, 150, 225, 300, 375
- 手順321と75の倍数で同じ数字が出るまで計算する
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105, 126, 147, 168, 189, 210, 231, 252, 273, 294, 315, 336, 357, 378, 399, 420, 441, 462, 483, 504, 525
75の倍数:75, 150, 225, 300, 375, 450, 525
共通の倍数として、初めて525が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、21と75の最小公倍数は525となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、21と75で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=21\times 75\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
21と75の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=21\times 75\div 3=525 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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