ここでは21と86の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、21と86の最小公倍数は1806です。
どのような計算で最小公倍数である1806を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
21と86の最小公倍数
21と86の最小公倍数は1806である
21と86の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1806を計算するためには、3つのSTEPが必要です。
- STEP121の倍数を求める
最初の手順として21の倍数を計算します。
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105
- 手順286の倍数を求める
次に86の倍数を導出します。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- 手順321と86の倍数で同じ数字が出るまで計算する
21の倍数:21, 42, 63, 84, 105, 126, 147, 168, 189, 210, 231, 252, 273, 294, 315, 336, 357, 378, 399, 420, 441, 462, 483, 504, 525, 546, 567, 588, 609, 630, 651, 672, 693, 714, 735, 756, 777, 798, 819, 840, 861, 882, 903, 924, 945, 966, 987, 1008, 1029, 1050, 1071, 1092, 1113, 1134, 1155, 1176, 1197, 1218, 1239, 1260, 1281, 1302, 1323, 1344, 1365, 1386, 1407, 1428, 1449, 1470, 1491, 1512, 1533, 1554, 1575, 1596, 1617, 1638, 1659, 1680, 1701, 1722, 1743, 1764, 1785, 1806
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602, 688, 774, 860, 946, 1032, 1118, 1204, 1290, 1376, 1462, 1548, 1634, 1720, 1806
共通の倍数として、初めて1806が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、21と86の最小公倍数は1806となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、21と86で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=21\times 86\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
21と86の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=21\times 86\div 1=1806 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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