本解説では22と23の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に結論をお伝えすると、22と23の最小公倍数は506です。
ではどうやって最小公倍数である506を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
22と23の最小公倍数
22と23の最小公倍数は506である
22と23の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である506を算出するためには、3つのStepが必要です。
- Step122の倍数を求める
手順1として22の倍数を求めます。
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110
- ステップ223の倍数を求める
ステップ2として23の倍数を求めます。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- Step322と23の倍数で同じ数字が出るまで計算する
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110, 132, 154, 176, 198, 220, 242, 264, 286, 308, 330, 352, 374, 396, 418, 440, 462, 484, 506
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506
共通の倍数として、初めて506が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、22と23の最小公倍数は506となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、22と23で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=22\times 23\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
22と23の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=22\times 23\div 1=506 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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