ここでは22と27の最小公倍数を求める計算について紹介します。
結論だけ言うと、22と27の最小公倍数は594です。
どうやって最小公倍数である594を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
22と27の最小公倍数
22と27の最小公倍数は594である
22と27の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である594を導き出すためには、3つの手順を計算する必要があります。
- STEP122の倍数を求める
手順1として22の倍数を計算します。
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110
- ステップ227の倍数を求める
2番目の手順として27の倍数を算出します。
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135
- Step322と27の倍数で同じ数字が出るまで計算する
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110, 132, 154, 176, 198, 220, 242, 264, 286, 308, 330, 352, 374, 396, 418, 440, 462, 484, 506, 528, 550, 572, 594
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135, 162, 189, 216, 243, 270, 297, 324, 351, 378, 405, 432, 459, 486, 513, 540, 567, 594
共通の倍数として、初めて594が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、22と27の最小公倍数は594となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、22と27で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=22\times 27\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
22と27の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=22\times 27\div 1=594 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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