今回は22と53の最小公倍数の求め方を説明します。
最初に答えを言うと、22と53の最小公倍数は1166です。
どのようにして最小公倍数である1166を求めるのか。
その手順について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
22と53の最小公倍数
22と53の最小公倍数は1166である
22と53の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1166を導き出すためには、3つの手順が必要です。
- 手順122の倍数を求める
手順1として22の倍数を導出します。
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110
- ステップ253の倍数を求める
次に53の倍数を導き出します。
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265
- ステップ322と53の倍数で同じ数字が出るまで計算する
22の倍数:22, 44, 66, 88, 110, 132, 154, 176, 198, 220, 242, 264, 286, 308, 330, 352, 374, 396, 418, 440, 462, 484, 506, 528, 550, 572, 594, 616, 638, 660, 682, 704, 726, 748, 770, 792, 814, 836, 858, 880, 902, 924, 946, 968, 990, 1012, 1034, 1056, 1078, 1100, 1122, 1144, 1166
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265, 318, 371, 424, 477, 530, 583, 636, 689, 742, 795, 848, 901, 954, 1007, 1060, 1113, 1166
共通の倍数として、初めて1166が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、22と53の最小公倍数は1166となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、22と53で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=22\times 53\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
22と53の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=22\times 53\div 1=1166 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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