本解説では23と27の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、23と27の最小公倍数は621です。
どのような計算で最小公倍数である621を求めるのか。
その手順について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
23と27の最小公倍数
23と27の最小公倍数は621である
23と27の倍数、最小公倍数を図にしたので確認してみましょう。。
では、具体的に最小公倍数を計算する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である621を導き出すためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- ステップ123の倍数を求める
最初に23の倍数を導出します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- 手順227の倍数を求める
ステップ2として27の倍数を求めます。
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135
- ステップ323と27の倍数で同じ数字が出るまで計算する
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135, 162, 189, 216, 243, 270, 297, 324, 351, 378, 405, 432, 459, 486, 513, 540, 567, 594, 621
共通の倍数として、初めて621が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、23と27の最小公倍数は621となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるときには、23と27で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=23\times 27\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
23と27の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=23\times 27\div 1=621 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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