本記事では23と29の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、23と29の最小公倍数は667です。
どのようにして最小公倍数である667を求めるのか。
その方法を紹介していきます!
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96と64の最小公倍数は?
23と29の最小公倍数
23と29の最小公倍数は667である
23と29の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である667を導き出すためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- ステップ123の倍数を求める
手順1として23の倍数を算出します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- STEP229の倍数を求める
次に29の倍数を算出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- 手順323と29の倍数で同じ数字が出るまで計算する
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621, 644, 667
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667
共通の倍数として、初めて667が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、23と29の最小公倍数は667となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるときには、23と29で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=23\times 29\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
23と29の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=23\times 29\div 1=667 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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