今回は23と30の最小公倍数の計算方法について解説します
先に結論を書くと、23と30の最小公倍数は690です。
どのような計算で最小公倍数である690を求めるのか。
その手順について紹介していきます!
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23と30の最小公倍数
23と30の最小公倍数は690である
23と30の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を計算する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である690を算出するためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- ステップ123の倍数を求める
最初の手順として23の倍数を算出します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- 手順230の倍数を求める
手順2として30の倍数を求めます。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- Step323と30の倍数で同じ数字が出るまで計算する
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621, 644, 667, 690
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690
共通の倍数として、初めて690が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、23と30の最小公倍数は690となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、23と30で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=23\times 30\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
23と30の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=23\times 30\div 1=690 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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