今回は23と37の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に結論をお伝えすると、23と37の最小公倍数は851です。
ではどうやって最小公倍数である851を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
23と37の最小公倍数
23と37の最小公倍数は851である
23と37の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である851を算出するためには、3つの手順をしなければなりません。
- ステップ123の倍数を求める
最初の手順として23の倍数を導出します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- Step237の倍数を求める
次に37の倍数を算出します。
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185
- STEP323と37の倍数で同じ数字が出るまで計算する
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621, 644, 667, 690, 713, 736, 759, 782, 805, 828, 851
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185, 222, 259, 296, 333, 370, 407, 444, 481, 518, 555, 592, 629, 666, 703, 740, 777, 814, 851
共通の倍数として、初めて851が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、23と37の最小公倍数は851となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、23と37で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=23\times 37\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
23と37の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=23\times 37\div 1=851 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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