今回は23と63の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、23と63の最小公倍数は1449です。
どのようにして最小公倍数である1449を求めるのか。
その手順について紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
23と63の最小公倍数
23と63の最小公倍数は1449である
23と63の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1449を求めるためには、3つのSTEPをしなければなりません。
- Step123の倍数を求める
最初に23の倍数を導出します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- Step263の倍数を求める
手順2として63の倍数を算出します。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- ステップ323と63の倍数で同じ数字が出るまで計算する
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 299, 322, 345, 368, 391, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621, 644, 667, 690, 713, 736, 759, 782, 805, 828, 851, 874, 897, 920, 943, 966, 989, 1012, 1035, 1058, 1081, 1104, 1127, 1150, 1173, 1196, 1219, 1242, 1265, 1288, 1311, 1334, 1357, 1380, 1403, 1426, 1449
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315, 378, 441, 504, 567, 630, 693, 756, 819, 882, 945, 1008, 1071, 1134, 1197, 1260, 1323, 1386, 1449
共通の倍数として、初めて1449が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、23と63の最小公倍数は1449となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、23と63で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=23\times 63\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
23と63の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=23\times 63\div 1=1449 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
コメント