この記事では27と73の最小公倍数の計算方法について解説します
最初に結論をお伝えすると、27と73の最小公倍数は1971です。
ではどうやって最小公倍数である1971を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
27と73の最小公倍数
27と73の最小公倍数は1971である
27と73の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。

では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1971を算出するためには、3つのSTEPを実施していく必要があります。
- 手順127の倍数を求める
最初に27の倍数を算出します。
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135
- STEP273の倍数を求める
ステップ2として73の倍数を導出します。
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365
- Step327と73の倍数で同じ数字が出るまで計算する
27の倍数:27, 54, 81, 108, 135, 162, 189, 216, 243, 270, 297, 324, 351, 378, 405, 432, 459, 486, 513, 540, 567, 594, 621, 648, 675, 702, 729, 756, 783, 810, 837, 864, 891, 918, 945, 972, 999, 1026, 1053, 1080, 1107, 1134, 1161, 1188, 1215, 1242, 1269, 1296, 1323, 1350, 1377, 1404, 1431, 1458, 1485, 1512, 1539, 1566, 1593, 1620, 1647, 1674, 1701, 1728, 1755, 1782, 1809, 1836, 1863, 1890, 1917, 1944, 1971
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365, 438, 511, 584, 657, 730, 803, 876, 949, 1022, 1095, 1168, 1241, 1314, 1387, 1460, 1533, 1606, 1679, 1752, 1825, 1898, 1971
共通の倍数として、初めて1971が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、27と73の最小公倍数は1971となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、27と73で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=27\times 73\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
27と73の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=27\times 73\div 1=1971 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方
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