本解説では28と32の最小公倍数の求め方を説明します。
先に結論を書くと、28と32の最小公倍数は224です。
どのような計算で最小公倍数である224を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
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28と32の最小公倍数
28と32の最小公倍数は224である
28と32の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である224を求めるためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- STEP128の倍数を求める
最初の手順として28の倍数を導出します。
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140
- Step232の倍数を求める
次に32の倍数を計算します。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- STEP328と32の倍数で同じ数字が出るまで計算する
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140, 168, 196, 224
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224
共通の倍数として、初めて224が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、28と32の最小公倍数は224となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、28と32で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=28\times 32\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
28と32の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=28\times 32\div 4=224 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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