本解説では28と33の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
結論だけ言うと、28と33の最小公倍数は924です。
どのようにして最小公倍数である924を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
28と33の最小公倍数
28と33の最小公倍数は924である
28と33の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である924を算出するためには、3つの手順をしなければなりません。
- STEP128の倍数を求める
ステップ1として28の倍数を算出します。
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140
- STEP233の倍数を求める
次に33の倍数を導き出します。
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165
- Step328と33の倍数で同じ数字が出るまで計算する
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140, 168, 196, 224, 252, 280, 308, 336, 364, 392, 420, 448, 476, 504, 532, 560, 588, 616, 644, 672, 700, 728, 756, 784, 812, 840, 868, 896, 924
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165, 198, 231, 264, 297, 330, 363, 396, 429, 462, 495, 528, 561, 594, 627, 660, 693, 726, 759, 792, 825, 858, 891, 924
共通の倍数として、初めて924が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、28と33の最小公倍数は924となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、28と33で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=28\times 33\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
28と33の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=28\times 33\div 1=924 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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