本解説では28と55の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
先に結論を書くと、28と55の最小公倍数は1540です。
どのようにして最小公倍数である1540を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
28と55の最小公倍数
28と55の最小公倍数は1540である
28と55の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1540を求めるためには、3つのステップをしなければなりません。
- 手順128の倍数を求める
手順1として28の倍数を計算します。
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140
- STEP255の倍数を求める
次に55の倍数を導出します。
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275
- ステップ328と55の倍数で同じ数字が出るまで計算する
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140, 168, 196, 224, 252, 280, 308, 336, 364, 392, 420, 448, 476, 504, 532, 560, 588, 616, 644, 672, 700, 728, 756, 784, 812, 840, 868, 896, 924, 952, 980, 1008, 1036, 1064, 1092, 1120, 1148, 1176, 1204, 1232, 1260, 1288, 1316, 1344, 1372, 1400, 1428, 1456, 1484, 1512, 1540
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275, 330, 385, 440, 495, 550, 605, 660, 715, 770, 825, 880, 935, 990, 1045, 1100, 1155, 1210, 1265, 1320, 1375, 1430, 1485, 1540
共通の倍数として、初めて1540が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、28と55の最小公倍数は1540となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、28と55で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=28\times 55\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
28と55の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=28\times 55\div 1=1540 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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