本解説では28と60の最小公倍数の求め方について解説します。
先に結論を書くと、28と60の最小公倍数は420です。
ではどうやって最小公倍数である420を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
28と60の最小公倍数
28と60の最小公倍数は420である
28と60の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である420を計算するためには、3つの手順を実施していく必要があります。
- Step128の倍数を求める
まずは28の倍数を導出します。
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140
- Step260の倍数を求める
手順2として60の倍数を導き出します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- Step328と60の倍数で同じ数字が出るまで計算する
28の倍数:28, 56, 84, 112, 140, 168, 196, 224, 252, 280, 308, 336, 364, 392, 420
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420
共通の倍数として、初めて420が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、28と60の最小公倍数は420となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、28と60で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=28\times 60\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
28と60の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=28\times 60\div 4=420 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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