この記事では29と35の最小公倍数の計算方法について解説します
最初に答えを言うと、29と35の最小公倍数は1015です。
どうやって最小公倍数である1015を求めるのか。
そのやり方について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と35の最小公倍数
29と35の最小公倍数は1015である
29と35の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1015を計算するためには、3つのステップを計算する必要があります。
- STEP129の倍数を求める
ステップ1として29の倍数を導出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- ステップ235の倍数を求める
ステップ2として35の倍数を計算します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- 手順329と35の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315, 350, 385, 420, 455, 490, 525, 560, 595, 630, 665, 700, 735, 770, 805, 840, 875, 910, 945, 980, 1015
共通の倍数として、初めて1015が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と35の最小公倍数は1015となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、29と35で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=29\times 35\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と35の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 35\div 1=1015 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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