ここでは29と36の最小公倍数の求め方を説明します。
答えを先に言ってしまうと、29と36の最小公倍数は1044です。
どのような計算で最小公倍数である1044を求めるのか。
その手順について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と36の最小公倍数
29と36の最小公倍数は1044である
29と36の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1044を算出するためには、3つのSTEPが必要です。
- Step129の倍数を求める
まずは29の倍数を導出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- STEP236の倍数を求める
次に36の倍数を導出します。
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180
- Step329と36の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180, 216, 252, 288, 324, 360, 396, 432, 468, 504, 540, 576, 612, 648, 684, 720, 756, 792, 828, 864, 900, 936, 972, 1008, 1044
共通の倍数として、初めて1044が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と36の最小公倍数は1044となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、29と36で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=29\times 36\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と36の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 36\div 1=1044 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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