今回は29と43の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に答えを言うと、29と43の最小公倍数は1247です。
どのようにして最小公倍数である1247を求めるのか。
そのやり方について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と43の最小公倍数
29と43の最小公倍数は1247である
29と43の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1247を計算するためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- ステップ129の倍数を求める
まずは29の倍数を計算します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- 手順243の倍数を求める
次に43の倍数を計算します。
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215
- 手順329と43の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215, 258, 301, 344, 387, 430, 473, 516, 559, 602, 645, 688, 731, 774, 817, 860, 903, 946, 989, 1032, 1075, 1118, 1161, 1204, 1247
共通の倍数として、初めて1247が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と43の最小公倍数は1247となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、29と43で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を簡単に求める方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=29\times 43\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と43の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 43\div 1=1247 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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