ここでは29と47の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、29と47の最小公倍数は1363です。
どうやって最小公倍数である1363を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と47の最小公倍数
29と47の最小公倍数は1363である
29と47の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1363を計算するためには、3つの手順が必要です。
- ステップ129の倍数を求める
まずは29の倍数を導き出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- Step247の倍数を求める
手順2として47の倍数を求めます。
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235
- STEP329と47の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235, 282, 329, 376, 423, 470, 517, 564, 611, 658, 705, 752, 799, 846, 893, 940, 987, 1034, 1081, 1128, 1175, 1222, 1269, 1316, 1363
共通の倍数として、初めて1363が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と47の最小公倍数は1363となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、29と47で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=29\times 47\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と47の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 47\div 1=1363 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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