本解説では29と52の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、29と52の最小公倍数は1508です。
どうやって最小公倍数である1508を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と52の最小公倍数
29と52の最小公倍数は1508である
29と52の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1508を導き出すためには、3つのStepが必要です。
- STEP129の倍数を求める
ステップ1として29の倍数を算出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- 手順252の倍数を求める
ステップ2として52の倍数を求めます。
52の倍数:52, 104, 156, 208, 260
- ステップ329と52の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363, 1392, 1421, 1450, 1479, 1508
52の倍数:52, 104, 156, 208, 260, 312, 364, 416, 468, 520, 572, 624, 676, 728, 780, 832, 884, 936, 988, 1040, 1092, 1144, 1196, 1248, 1300, 1352, 1404, 1456, 1508
共通の倍数として、初めて1508が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と52の最小公倍数は1508となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、29と52で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=29\times 52\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と52の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 52\div 1=1508 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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