本記事では29と55の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
先に結論を書くと、29と55の最小公倍数は1595です。
どのような計算で最小公倍数である1595を求めるのか。
その手順について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と55の最小公倍数
29と55の最小公倍数は1595である
29と55の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1595を計算するためには、3つのStepをしなければなりません。
- ステップ129の倍数を求める
ステップ1として29の倍数を導出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- Step255の倍数を求める
次に55の倍数を算出します。
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275
- ステップ329と55の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363, 1392, 1421, 1450, 1479, 1508, 1537, 1566, 1595
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275, 330, 385, 440, 495, 550, 605, 660, 715, 770, 825, 880, 935, 990, 1045, 1100, 1155, 1210, 1265, 1320, 1375, 1430, 1485, 1540, 1595
共通の倍数として、初めて1595が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と55の最小公倍数は1595となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、29と55で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=29\times 55\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と55の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 55\div 1=1595 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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