本解説では29と56の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
答えを先に言ってしまうと、29と56の最小公倍数は1624です。
どうやって最小公倍数である1624を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と56の最小公倍数
29と56の最小公倍数は1624である
29と56の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1624を導き出すためには、3つのStepを計算する必要があります。
- STEP129の倍数を求める
最初に29の倍数を算出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- 手順256の倍数を求める
手順2として56の倍数を導出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- Step329と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363, 1392, 1421, 1450, 1479, 1508, 1537, 1566, 1595, 1624
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280, 336, 392, 448, 504, 560, 616, 672, 728, 784, 840, 896, 952, 1008, 1064, 1120, 1176, 1232, 1288, 1344, 1400, 1456, 1512, 1568, 1624
共通の倍数として、初めて1624が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と56の最小公倍数は1624となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、29と56で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=29\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と56の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 56\div 1=1624 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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