ここでは29と60の最小公倍数の計算方法について解説します
先に結論を書くと、29と60の最小公倍数は1740です。
どのようにして最小公倍数である1740を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と60の最小公倍数
29と60の最小公倍数は1740である
29と60の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1740を計算するためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- ステップ129の倍数を求める
最初に29の倍数を計算します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- STEP260の倍数を求める
2番目の手順として60の倍数を計算します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- Step329と60の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363, 1392, 1421, 1450, 1479, 1508, 1537, 1566, 1595, 1624, 1653, 1682, 1711, 1740
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740
共通の倍数として、初めて1740が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と60の最小公倍数は1740となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、29と60で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=29\times 60\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と60の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 60\div 1=1740 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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