本解説では29と64の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
先に結論を書くと、29と64の最小公倍数は1856です。
ではどうやって最小公倍数である1856を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
29と64の最小公倍数
29と64の最小公倍数は1856である
29と64の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1856を導き出すためには、3つのStepをしなければなりません。
- ステップ129の倍数を求める
手順1として29の倍数を算出します。
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145
- STEP264の倍数を求める
次に64の倍数を導出します。
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320
- STEP329と64の倍数で同じ数字が出るまで計算する
29の倍数:29, 58, 87, 116, 145, 174, 203, 232, 261, 290, 319, 348, 377, 406, 435, 464, 493, 522, 551, 580, 609, 638, 667, 696, 725, 754, 783, 812, 841, 870, 899, 928, 957, 986, 1015, 1044, 1073, 1102, 1131, 1160, 1189, 1218, 1247, 1276, 1305, 1334, 1363, 1392, 1421, 1450, 1479, 1508, 1537, 1566, 1595, 1624, 1653, 1682, 1711, 1740, 1769, 1798, 1827, 1856
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320, 384, 448, 512, 576, 640, 704, 768, 832, 896, 960, 1024, 1088, 1152, 1216, 1280, 1344, 1408, 1472, 1536, 1600, 1664, 1728, 1792, 1856
共通の倍数として、初めて1856が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、29と64の最小公倍数は1856となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、29と64で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=29\times 64\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
29と64の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=29\times 64\div 1=1856 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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