本解説では30と37の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に結論をお伝えすると、30と37の最小公倍数は1110です。
どのようにして最小公倍数である1110を求めるのか。
その手順について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と37の最小公倍数
30と37の最小公倍数は1110である
30と37の倍数、最小公倍数を図にしたので確認してみましょう。。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1110を計算するためには、3つのSTEPをしなければなりません。
- ステップ130の倍数を求める
まずは30の倍数を計算します。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- STEP237の倍数を求める
手順2として37の倍数を算出します。
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185
- 手順330と37の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690, 720, 750, 780, 810, 840, 870, 900, 930, 960, 990, 1020, 1050, 1080, 1110
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185, 222, 259, 296, 333, 370, 407, 444, 481, 518, 555, 592, 629, 666, 703, 740, 777, 814, 851, 888, 925, 962, 999, 1036, 1073, 1110
共通の倍数として、初めて1110が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と37の最小公倍数は1110となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、30と37で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=30\times 37\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と37の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 37\div 1=1110 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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