今回は30と50の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に結論をお伝えすると、30と50の最小公倍数は150です。
どのようにして最小公倍数である150を求めるのか。
その計算過程を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と50の最小公倍数
30と50の最小公倍数は150である
30と50の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である150を算出するためには、3つの手順が必要です。
- ステップ130の倍数を求める
最初に30の倍数を求めます。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- STEP250の倍数を求める
ステップ2として50の倍数を導出します。
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250
- Step330と50の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
50の倍数:50, 100, 150
共通の倍数として、初めて150が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と50の最小公倍数は150となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、30と50で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=30\times 50\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と50の最大公約数は10です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 50\div 10=150 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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