この記事では30と89の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
結論だけ言うと、30と89の最小公倍数は2670です。
ではどうやって最小公倍数である2670を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と89の最小公倍数
30と89の最小公倍数は2670である
30と89の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2670を求めるためには、3つのSTEPを実施していく必要があります。
- Step130の倍数を求める
最初に30の倍数を導出します。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- Step289の倍数を求める
手順2として89の倍数を算出します。
89の倍数:89, 178, 267, 356, 445
- Step330と89の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690, 720, 750, 780, 810, 840, 870, 900, 930, 960, 990, 1020, 1050, 1080, 1110, 1140, 1170, 1200, 1230, 1260, 1290, 1320, 1350, 1380, 1410, 1440, 1470, 1500, 1530, 1560, 1590, 1620, 1650, 1680, 1710, 1740, 1770, 1800, 1830, 1860, 1890, 1920, 1950, 1980, 2010, 2040, 2070, 2100, 2130, 2160, 2190, 2220, 2250, 2280, 2310, 2340, 2370, 2400, 2430, 2460, 2490, 2520, 2550, 2580, 2610, 2640, 2670
89の倍数:89, 178, 267, 356, 445, 534, 623, 712, 801, 890, 979, 1068, 1157, 1246, 1335, 1424, 1513, 1602, 1691, 1780, 1869, 1958, 2047, 2136, 2225, 2314, 2403, 2492, 2581, 2670
共通の倍数として、初めて2670が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と89の最小公倍数は2670となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、30と89で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=30\times 89\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と89の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 89\div 1=2670 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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