本解説では30と98の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、30と98の最小公倍数は1470です。
どのような計算で最小公倍数である1470を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と98の最小公倍数
30と98の最小公倍数は1470である
30と98の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1470を算出するためには、3つのStepをしなければなりません。
- Step130の倍数を求める
ステップ1として30の倍数を導出します。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- ステップ298の倍数を求める
手順2として98の倍数を求めます。
98の倍数:98, 196, 294, 392, 490
- Step330と98の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690, 720, 750, 780, 810, 840, 870, 900, 930, 960, 990, 1020, 1050, 1080, 1110, 1140, 1170, 1200, 1230, 1260, 1290, 1320, 1350, 1380, 1410, 1440, 1470
98の倍数:98, 196, 294, 392, 490, 588, 686, 784, 882, 980, 1078, 1176, 1274, 1372, 1470
共通の倍数として、初めて1470が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と98の最小公倍数は1470となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、30と98で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=30\times 98\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と98の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 98\div 2=1470 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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