今回は32と50の最小公倍数の求め方を説明します。
先に結論を書くと、32と50の最小公倍数は800です。
どのような計算で最小公倍数である800を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
32と50の最小公倍数
32と50の最小公倍数は800である
32と50の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である800を計算するためには、3つの手順が必要です。
- STEP132の倍数を求める
最初に32の倍数を求めます。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- STEP250の倍数を求める
ステップ2として50の倍数を導出します。
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250
- STEP332と50の倍数で同じ数字が出るまで計算する
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224, 256, 288, 320, 352, 384, 416, 448, 480, 512, 544, 576, 608, 640, 672, 704, 736, 768, 800
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250, 300, 350, 400, 450, 500, 550, 600, 650, 700, 750, 800
共通の倍数として、初めて800が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、32と50の最小公倍数は800となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、32と50で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=32\times 50\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
32と50の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=32\times 50\div 2=800 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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