本解説では32と54の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、32と54の最小公倍数は864です。
どのような計算で最小公倍数である864を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
32と54の最小公倍数
32と54の最小公倍数は864である
32と54の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である864を計算するためには、3つのStepが必要です。
- 手順132の倍数を求める
ステップ1として32の倍数を導き出します。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- Step254の倍数を求める
ステップ2として54の倍数を算出します。
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270
- ステップ332と54の倍数で同じ数字が出るまで計算する
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224, 256, 288, 320, 352, 384, 416, 448, 480, 512, 544, 576, 608, 640, 672, 704, 736, 768, 800, 832, 864
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270, 324, 378, 432, 486, 540, 594, 648, 702, 756, 810, 864
共通の倍数として、初めて864が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、32と54の最小公倍数は864となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、32と54で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=32\times 54\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
32と54の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=32\times 54\div 2=864 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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