本記事では32と55の最小公倍数の計算方法について解説します
最初に答えを言うと、32と55の最小公倍数は1760です。
ではどうやって最小公倍数である1760を求めるのか。
そのやり方について紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
32と55の最小公倍数
32と55の最小公倍数は1760である
32と55の倍数、最小公倍数を図にしたので確認してみましょう。。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1760を求めるためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- STEP132の倍数を求める
ステップ1として32の倍数を計算します。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- ステップ255の倍数を求める
次に55の倍数を算出します。
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275
- ステップ332と55の倍数で同じ数字が出るまで計算する
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224, 256, 288, 320, 352, 384, 416, 448, 480, 512, 544, 576, 608, 640, 672, 704, 736, 768, 800, 832, 864, 896, 928, 960, 992, 1024, 1056, 1088, 1120, 1152, 1184, 1216, 1248, 1280, 1312, 1344, 1376, 1408, 1440, 1472, 1504, 1536, 1568, 1600, 1632, 1664, 1696, 1728, 1760
55の倍数:55, 110, 165, 220, 275, 330, 385, 440, 495, 550, 605, 660, 715, 770, 825, 880, 935, 990, 1045, 1100, 1155, 1210, 1265, 1320, 1375, 1430, 1485, 1540, 1595, 1650, 1705, 1760
共通の倍数として、初めて1760が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、32と55の最小公倍数は1760となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、32と55で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=32\times 55\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
32と55の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=32\times 55\div 1=1760 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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