本記事では32と61の最小公倍数の計算方法について解説します
先に結論を書くと、32と61の最小公倍数は1952です。
どのような計算で最小公倍数である1952を求めるのか。
その方法を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
32と61の最小公倍数
32と61の最小公倍数は1952である
32と61の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1952を計算するためには、3つのStepを計算する必要があります。
- Step132の倍数を求める
最初の手順として32の倍数を導き出します。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- Step261の倍数を求める
手順2として61の倍数を計算します。
61の倍数:61, 122, 183, 244, 305
- ステップ332と61の倍数で同じ数字が出るまで計算する
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224, 256, 288, 320, 352, 384, 416, 448, 480, 512, 544, 576, 608, 640, 672, 704, 736, 768, 800, 832, 864, 896, 928, 960, 992, 1024, 1056, 1088, 1120, 1152, 1184, 1216, 1248, 1280, 1312, 1344, 1376, 1408, 1440, 1472, 1504, 1536, 1568, 1600, 1632, 1664, 1696, 1728, 1760, 1792, 1824, 1856, 1888, 1920, 1952
61の倍数:61, 122, 183, 244, 305, 366, 427, 488, 549, 610, 671, 732, 793, 854, 915, 976, 1037, 1098, 1159, 1220, 1281, 1342, 1403, 1464, 1525, 1586, 1647, 1708, 1769, 1830, 1891, 1952
共通の倍数として、初めて1952が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、32と61の最小公倍数は1952となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、32と61で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=32\times 61\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
32と61の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=32\times 61\div 1=1952 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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