今回は32と62の最小公倍数の計算方法について解説します
先に結論を書くと、32と62の最小公倍数は992です。
ではどうやって最小公倍数である992を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
32と62の最小公倍数
32と62の最小公倍数は992である
32と62の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である992を計算するためには、3つのSTEPをしなければなりません。
- STEP132の倍数を求める
まずは32の倍数を導出します。
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160
- STEP262の倍数を求める
2番目の手順として62の倍数を求めます。
62の倍数:62, 124, 186, 248, 310
- STEP332と62の倍数で同じ数字が出るまで計算する
32の倍数:32, 64, 96, 128, 160, 192, 224, 256, 288, 320, 352, 384, 416, 448, 480, 512, 544, 576, 608, 640, 672, 704, 736, 768, 800, 832, 864, 896, 928, 960, 992
62の倍数:62, 124, 186, 248, 310, 372, 434, 496, 558, 620, 682, 744, 806, 868, 930, 992
共通の倍数として、初めて992が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、32と62の最小公倍数は992となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるときには、32と62で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=32\times 62\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
32と62の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=32\times 62\div 2=992 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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